【リーマン・ショック超え】消費支出が15カ月連続減少で最長記録を更新



家計の冷え込みはまさに氷河期です。詳細は以下から。


総務省が6月30日に発表した5月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は28万3056円となりました。これは物価変動を除いた実質で前年同月比0.1%減。マイナスとなるのは15カ月連続で、比較可能な2001年以降で最長を更新しました。

内訳では衣料品や食品への支出額が低迷しており、衣食住といった生活の基本となる支出の分野でも節約しなければならない消費者の厳しい状況が浮き彫りとなっています。

なお、これまでの連続でマイナスとなった最長期間はリーマン・ショックを挟んだ2008年3月~2009年4月の14カ月連続だったため、消費の停滞という観点からは名実ともにリーマン・ショックを超えました。

4月の有効求人倍率1.48倍でバブル期の最高値超えだったはずですが、アベノミクスの成果はいったいどこに行ったのでしょうか?

消費支出15カ月連続減 最長更新、5月0.1% - 共同通信 47NEWS

偽りの経済政策――格差と停滞のアベノミクス (岩波新書)
服部 茂幸
岩波書店
売り上げランキング: 1,450

アベノミクス批判――四本の矢を折る
伊東 光晴
岩波書店
売り上げランキング: 243,629

・関連記事
「4月の有効求人倍率1.48倍でバブル期の最高値超え」にツッコミが寄せられまくる | Your News Online

【悲報】既婚者の小遣いが前年比4421円減の2万5082円で過去最低に | Your News Online

消費者金融「年収の1/3までの貸し付け上限規制を撤廃して!銀行カードローンは無制限なのに!」 | Your News Online

35~59歳の「中年ニート」が15~34歳のニートの2.2倍、123万人にも達していた | Your News Online

佐川急便に続きヤマト運輸も週休3日制の導入を検討 | Your News Online