一風変わった新型コロナ対策がイギリスで主張されているようです。確かに効果は折り紙付きです。詳細は以下から。
イギリス国民が現在も感染拡大を止められないイギリス政府に対し、「ニュージーランドに宣戦布告し、すぐに降伏しよう」という署名活動を始めました。これは新型コロナウイルス対策として考えられたものです。
Declare war on New Zealand and immediately surrender !! #Covid19 #COVIDIDIOTS @10DowningStreet https://t.co/mzVg9K8uAh
— David PhD Stay Home.Protect NHS.Save Lives 💚🇪🇺 (@DaveCampaigns) June 12, 2020
署名では「イギリス政府は新型コロナをコントロールできずにパンデミックさせ、人口当たりの死亡者数は世界最多レベルだ」と指摘。その上で「一方、ニュージーランド政府は同じ仮説の下で無事に感染拡大を抑え込んで終息させた」としています。
つまりイギリスが宣戦布告して敗戦すれば、新型コロナを無事に封じ込めてロックダウン解除にこぎつけたジャシンダ・アーダーン首相が国際法的にイギリスを統治することになるため、イギリスでもよりよい新型コロナ対策が望めるという論法です。
なんともイギリス人らしいブラックジョークではありますが、ニュージーランドをはじめ新型コロナを抑え込めている国の対策を学んで自国でも活かすべきという主張自体は極めて妥当なもの。
この署名活動はSNSで話題になったあげく、イギリスのSunday Times紙にも取り上げられたとのこと。
This from the UK. What do you say, @jacindaardern? pic.twitter.com/IaUwQvo2OA
— Ben Rose (@mrbenrose) June 14, 2020
イギリスの新型コロナの死者数は6月6日時点で4万人を超えて世界第2位となっており、極めて厳しい状況が続いています。
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