人生を遊び、楽しむ人ほど恋愛も満喫しているという、ある意味身もふたもない結果が報告されています。詳細は以下から。
ジャーナル「Evolutionary Human Sciences」に掲載された研究によると、遊び好きな人は短期的、長期的恋人の数がいずれも多くなるとのことです。とは言ってもナンパの話ではありません。
ブラジルのサンパウロ大学の研究者Yago Luksevicius de Moraesさんはこの研究で、1191人の成人したブラジル人にこれまでの人生で短期的、長期的な恋人が何人いたかを回答してもらいました。
その上で、de Moraesさんは遊びを好むマインドを4つに分類します。
最初の「他者指向の遊び心」は他人と遊ぶことを楽しみ、また遊びを社会的な関係を面白くするために用いることを指し、次の「気楽な遊び心」は人生をゲームと捉え、将来を悲観しすぎない姿勢を指します。
3つめの「知的な遊び心」はアイディアや問題解決を楽しむ姿勢。最後の「奇妙な遊び心」は妙な場面を楽しんだり、日常のやり取りに面白さを見いだすことを指します。
その結果、他者指向の遊び心を持つ男性は短期的、長期的な恋人がいずれも多く、奇妙な遊び心を持った女性は多くの短期的な恋人がいたことが分かりました。
de Moraesさんは、遊び心は非常に複雑で多くの種類に分けられるとし、それぞれのタイプがある分野には影響しつつ他には影響しないこともあると指摘。
ただし、遊び心自体が極めて広い考え方のため、さらなる研究が必要とのこと。特にこの結果は平均値のため、遊び心がないからといって恋人ができにくいとは限りません。
一般論で言えば、楽しく遊ぶ場で意気投合することで恋愛に発展するケースは多く、また日々を楽しそうにしている人はえてして魅力的に見えるもの。
恋人がほしい人はまず、自分の人生を楽しませることを考えてもいいのかも知れません。
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