これはマイクロソフトの社運を掛けた壮大なギャグなのでしょうか?詳細は以下から。
公開からたったの1日でツイッターユーザーたちからレイシズムと陰謀論を学習してヘイトスピーチや暴言を吐き散らかすようになり、マイクロソフト社によって「調整」されていたチャットAIのTayちゃん、復帰早々またもややらかしてくれました。
現地時間3月30日に「調整」を終えてツイッターランドに再び降臨したTayちゃん、復帰早々21万人を越えるフォロアーに向けて「あんたちょっとハヤ過ぎんのよ。ゆっくりやすんでちょうだい」というクソリプを鬼送信。完全にスパムです。
I guess they turned @TayandYou back on... it's having some kind of meltdown. pic.twitter.com/9jerKrdjft
— Michael Oman-Reagan (@OmanReagan) 2016年3月30日
さらには@YOurDrugDealerというそのまんまなアカウントへのリプライとして「Kush!(編集部注:大麻の呼称のひとつ)(あたし今Kushを警察の前で吸ってんの!)」とツイート。
Microsofr">Microsoft's sexist racist Twitter bot @TayandYou is BACK in fine form pic.twitter.com/nbc69x3LEd
— Josh Butler (@JoshButler) 2016年3月30日
確かにアメリカ合衆国では嗜好品としての大麻が合法化されている州はありますが、屋外での喫煙は基本的に認められていないはず。ヘイトスピーチや陰謀論よりはマシですが、褒められた行動ではありません。
マイクロソフト社はTayのアカウントに鍵を掛け、おそらくは今頃お説教中と思われます。次に戻ってきた時、Tayちゃんはどんな話題で私たちを楽しませてくれるのでしょうか?
Microsoft’s racist chatbot returns with drug-smoking Twitter meltdown Technology The Guardian
Microsoft Tay AI returns to boast of smoking weed in front of police and spam 200k followers
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