ダンス規制撤廃に向けた署名運動も佳境を迎えていますが、東京でなんと7日間ノンストップのDJイベントが開催されます。HPでは「ひとりでも多くの方に、風営法の『ダンス規制』について疑問を持っていただきたいと考えています」と熱く語られています。
今年のクリスマス、12月25日からカウントダウンを経た1月1日まで7日間、東京、渋谷で総勢100名を超えるDJによって7日間、168時間ぶっ続けで行われ「DJイベント世界最長記録」に挑戦する「BIG JOINT TOKYO」。
7日間ノンストップ!DJイベント世界記録に挑戦 2012.12.25-2013.01.01 BIG JOINT TOKYO
”つなげる遊び”をテーマに活動するクリエイティブユニット「BIG JOINT」と”BURNING JAPAN”を主催したオーガナイザー「AFROMANCE」が中心となって主催、開催中はインターネットでライブ映像をストリーミング配信予定となっています。
Live video for mobile from Ustream
このイベントのHPには
「当イベントは、純粋に音楽を楽しむ多くのクラブDJ達の存在を世の中に顕在化させていくとともに、ひとりでも多くの方に、風営法の『ダンス規制』について疑問を持っていただきたいと考えています。」
と記述されており、会場では風営法からの「ダンス規制」削除を求める署名も行われます。
大阪、アメリカ村の大規模クラブ摘発に端を発し、京都からLet's Dance署名委員会による署名運動が始まるなど、主に関西圏を主軸として動いてきた風営法の「ダンス規制」問題。
関西でこの問題に対して活動する人々からは首都圏のクラブ関係者、アーティスト、愛好家たちとの温度差の話も聞かれるなど、各地の警察の摘発の状況によって実感や認識のギャップが生じていました。
ここに来て東京から、風営法を強く意識したこうしたイベントが開催されるのは非常に朗報と言えるでしょう。なお、このイベントはDJ、オーガナイザーから飲食店経営者まで多くの立場からの参加による企画となっており、業界間での温度差の解消に向けたアクションの先鞭としても期待されます。
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