人間の歴史の中で多くの人に救いを与えてきた宗教。時にそれは差別や戦争、虐殺の火種ともなりました。この動画では人類史に大きな影響を与えた巨大な宗教はどのように生まれ、広がり、互いに争ってきたのかが一目で分かります。
人類は黎明期から、自分たちに振りかかる自然現象や世界の始まり、人間の生き死になどの理解を超えたものごとを神に委ねてきましたが、人びとがより大きな社会を作る中で素朴な神話はやがて洗練された宗教への変貌して行きました。
この動画ではヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の5つの宗教に限定していますが、どの地域で生まれ、どのように広がり、お互いに版図を奪い合ったのかをわずか2分弱で見て取ることができます。
Earth Religion 5000 Years Time Lapse Map - YouTube
まるで巨大な生命体がうごめいているようにも見えます。もちろんこれは極めて単純な図式。動画のキャプションによると主要宗教は全部で19あり、それらは合わせて270もの宗派に分かれており、さらに小さな派閥やセクトは数え切れないほど存在しているといいます。
それぞれに異なった信仰があり、時にその差異が争いの火種となってもいます。果たしていつか人類に救いは訪れるのでしょうか?考えこんでしまいそうです。
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