LSDが混入した牛肉を妊婦を含む家族が食べて入院する事件が発生、妊婦は健康な男児を出産


Photo by Katherine Lim

アメリカ合衆国フロリダ州に住む、妊婦を含む4人家族がステーキを食べていたところLSDが混入しており病院で手当を受けるという事件が発生しました。詳細は以下から。


アメリカ合衆国のとある家族がディナーに牛もも肉のラウンドステーキを食べていたところ、その牛肉にLSDが混入しており、病院で手当を受けるという事態になりました。

家族には9ヶ月の妊婦と6歳と7歳の娘がいましたが、全員無事に退院しており、妊婦は入院中に元気な男の子を出産したとのことです。

フロリダ州に住む24歳のRonnie Moralesさんは31歳で妊娠9ヶ月のガールフレンドJessica Rosadoさんはふたりの娘Elyanaちゃん、Roynaちゃんと共にある日ラウンドステーキを食べました。この肉は月曜日にウォルマートで購入された普通の牛肉だったとのこと。

警察の調べによると、食後にRonnieさんが気分が悪くなったため、Jessicaさんは911番(日本の110番)に連絡しましたが撮り合ってもらえず、自ら運転して病院に行きました。するとJessicaさんも体調の変化を訴え、別の婦人科病院に搬送されます。その時点でふたりの娘も幻覚を見始めたとのこと。

ふたりの娘は気管挿管をされて入院していましたが、水曜日にRonnieさんに伴われて退院。Jessicaさんは入院中に健康な男児を出産、木曜日に退院しています。

なお、現時点ではLSDの混入経路は判明しておらず、ウォルマートのスポークスマンは「この事態に非常に動揺している」としながら操作への全面的な協力を表明しています。

FOX 13 News

LSDについては精神衛生全般に対して有効であるとする研究もありますが、こうした使い方は犯罪であり、極めて危険なことは言うまでもありません。


Fla. family hospitalized, pregnant mom in induced labor, after eating LSD-laced meat

(Photo by Katherine Lim

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