合法化された大麻を、今度は引退した3人の警官が楽しみまくっている映像が話題に



大麻合法化が進むアメリカ合衆国。かつては大麻を取り締まる側であった元警官たちに大麻を体験してもらったらどうなるのでしょうか?


昨年BUZZAP!で紹介した合法化された大麻をおばあちゃんたちが初体験する動画には大きな反響がありました。

合法化された大麻をシアトルの3人のおばあちゃんが初体験する映像が世界中で大反響 | BUZZAP!(バザップ!)

この動画を制作したCutが今度は大麻を取り締まる立場にあった元警官たちに大麻を体験してもらった動画を現地時間4月20日に合わせてアップしています。なお、撮影はレクリエーション用の大麻が既に合法化されているワシントン州で行われています。

Ex-Cops Smoking Weed Full Video - YouTube


彼らはそれぞれ異なる警察関連の職務についた経験のある60代から70代の男性。動画内のインタビューでは全員10代から20代の頃(つまりはあの1960年代頃)に大麻の経験を持っています。

彼らは水パイプやジョイントで大麻を吸引しながら楽しげにインタビューに答えていきます。警官としてのキャリア、大麻絡みで逮捕したことがあるか、大麻はゲートウェイドラッグとなり得るのか、などなど。

その中でも特に印象的なのは、大麻合法化の大きな利点として、大麻取り締まりに警察が掛ける経費2億9300万ドル(約350億円)をカットできることと、取り締まりの過程で刑務所に送る犯罪者の数を減らせることが挙げられていること。

これは取り締まる側であった元警官ならではの指摘と言えそうですが、大して取り締まる必要のない大麻(そう考えているからこそ3人はこの動画に出演しているわけですが)を大金を掛けて取り締まり、社会に前科者を増やすことに疑問を感じているのがよく分かります。

最後に3人は「また大麻を吸ってみるか?」との質問に、「おそらく、機会があればね」と答えています。

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