DOMMUNEの豪雨での浸水被害に支援の輪、「#save_dommune 」ハッシュタグも登場

9日夜から東日本各所に甚大な被害をもたらしている豪雨。数多くの伝説的な番組を放映してきたライブストリーミングチャンネルDOMMUNEも浸水被害を受けましたが、ファンたちからの支援の申し出が相次いでいます。

2010年に誕生し、数えきれないほどの伝説的な番組を放映してきたDOMMUNE。信じられないほど豪華なアーティストのLiveやDJセットの数々、音楽を中心にアートや文化に関する対談に加え、東日本大震災への支援や脱原発運動、風営法改正運動に加え、先日はSEALDsへのインタビューなど、まさに日本の現代とともに歩んできたチャンネルと呼んでも過言ではないでしょう。

渋谷にあるそのDOMMUNEのスタジオに浸水が始まったのは9月9日の夜、配信が始まる直前のことでした。空調ダクトと排気口から地下にあるDOMMUNEスタジオに雨漏りが始まり、みるみるうちに滝のように流れ始め、消防が出動して排水に当たらなくてはならないほどの大浸水となりました。

奇跡的に5年半100テラに渡るアーカイブは避難できたものの、配信機材やラップトップ、ファンクションワンスピーカーの一部などが浸水するという極めて大きな被害を受けてしまいました。

こちらの動画は当日Liveを予定していたテンテンコさんに寄るもの。

室内に滝みたいのある、、、 #DOMMUNE pic.twitter.com/Pnyk6hC3li
— テンテンコ (@tentenko_ooo) 2015, 9月 9

至る所から水が、、 #DOMMUNE pic.twitter.com/l3SMUspphq
— テンテンコ (@tentenko_ooo) 2015, 9月 9

本件に関し、DOMMUNE代表の宇川直宏氏は10日夜に経緯などを記した「水没を心配して下さった親愛なるDOMMUNEビューワーの皆様へ」とする文章を公開しています。

水没を心配して下さった親愛なるDOMMUNEビューワーの皆様へ DOMMUNE

文章の最後を「NEVER MIND!!!!!!!!!!!! NEVER DIE!!!!!!!!!!!!!!!」と、いつもと変わらぬ過剰なエクスクラメーション・マークと共に〆る宇川氏の心意気に逆に勇気づけられる人も多かったようです。

また、この浸水被害に対し、ツイッター上では「#save_dommune」ハッシュタグが登場。これまですべての番組を無料で配信してきたDOMMUNEに対し、復旧に少しでも力になりたい、ドネーションを行いたいとの申し出が殺到しています。

なお、現時点ではドネーション先などの情報（実施されるかどうかも）は明らかにされていません。状況が判明次第追記します。