沖縄県那覇市でも同性パートナー制度、今年7月から開始へ


沖縄県那覇市でも同性パートナー制度が導入されることになりました。詳細は以下から。


那覇市は2月22日の市議会定例会で、今年7月をめどに同性カップルを結婚と同等の関係とする同性パートナー制度を導入することを明らかにしました。

那覇市は2015年7月に性の多様性を尊重する都市・なは(通称・レインボーなは)を宣言。セクシャルマイノリティへの理解を深める取り組みを実施し、同性パートナー制度導入を模索してきました。

当事者団体からの早期導入の要望があったことなどから、条例を用いる「渋谷方式」ではなく、市長決裁でより早く制定できる要綱を用いる「世田谷方式」での導入を決めました。対象者や証明書発行の手続きなどは今後当事者団体と意見交換をしながら詰めてゆく予定。

なお、導入時期に関しては「『LGBTなど性的マイノリティが生きやすい社会を』と願う人たちが、その思いをあらわすためにピンク色のものを身につけて集まるイベント」であるPink Dot Okinawaが開催される7月17日に合わせるという粋な計らいとなる模様。



当事者らとの緊密な関係性が感じられる取り組みですが、より実情に合った利用しやすい制度となるか注目です。

同性カップル結婚認定へ 那覇市7月めどに制度スタート 沖縄タイムス+プラス

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