「安倍政権のやってることはどうかと思うけど、代わりがいないんだよね」という有権者の声にお墨付きを与えたいのでしょうか?詳細は以下から。
いつも大事なところで想像の斜め上を行くエラーを見せつけてくれることで有名な民進党(旧民主党)ですが、今回もどこに向かって何をやっているのか全く意味不明なお遊びで野党への期待をしぼませています。
森友学園問題での籠池理事長への証人喚問で、民進党の福山議員と枝野議員の鋭い追求は多くの成果を残し、少しは民進党が頼れる野党であるという認識が復権できるかもしれないという淡い期待を抱いた野党支持者は少なくなかったはずです。
ですが毎度の例に漏れず、そうした成果を全部ドブにぶちまける最低の悪手をこのタイミングで民進党はやはり打ってしまいました。それが「ニコニコ超会議2017」のPRコンテスト「超-1グランプリ」に出品された「VR蓮舫」です。
「VR蓮舫」では参加者が専用のVRゴーグルをつけると、国会の場に立つ総理大臣として、蓮舫代表に追及される体験ができるという謎のコンテンツ。「一体こんなところで遊んでいる暇がどこにあるのか教えてください」といったような厳しい追求を受けつつ器具で心拍数を測り、平静を保てるかどうかを競うというもの。
支持者からすれば「こんな所で遊んでいる暇があるのか!」という言葉は国会でもめっきり存在感の薄い蓮舫代表に対してこそ言いたい言葉であるのは間違いないでしょう。
知名度の高い蓮舫議員を代表にしたものの、支持母体とされる連合への気遣いから「2030年原発ゼロ年」という大看板をうやむやなままに下ろしたこと、改憲反対を訴えながらも細野豪志議員ら会見肯定派を押さえることもできず党内がバラバラであることなどから求心力は一向に回復しておらず、今後のヴィジョンも見えません。
それを裏付けるように政党支持率も森友問題で大揺れの今年3月でさえ読売新聞の世論調査で7%、より高い産経新聞のものですら8.4%と低迷から抜け出せる兆候は見当たりません。
こうした中で若者ウケを狙ったかのようなVRでの下らないお遊びに精を出し、滑稽な踊りを踊って見せたところで民進党に何かプラスになるとでも考えたのでしょうか?
担当者の「まずは参加者に興味を持ってもらって、政治を知ってもらいたい」という発想が悪いとは言いませんが、知ってもらった先にあるのが脱原発も改憲反対も党としてまともに主張できない体たらくであれば、そんな興味が支持に繋がる訳はありません。若者を馬鹿にするのもいい加減にした方がいいでしょう。
繰り返しになりますが、「一体こんなところで遊んでいる暇がどこにあるのか教えてください」。
蓮舫氏の追及VRで体験…党内に冷ややかな声も _ 政治 _ 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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蓮舫代表の“猛追及”を体験「VR蓮舫」、開発きっかけはユーザーの声 「民進党ブースには人がいない」 担当者に聞く - ITmedia NEWS
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