2018年、IT革命がついに日本の隅々にまで波及したことが明らかになりました。詳細は以下から。
1990年代後半から急速に普及し始めたPCとインターネット。ビジネスの場でも、メールでのやり取りが通常業務となり、企業が公式サイトを持つことも当たり前になりました。
SNSやブログが登場し、主流の端末がPCからスマホへと移行するなど、多くの変遷を経て現代に至るIT革命の大きな波が、遂に日本の隅々にまで及んだことが判明し、ネット上で大きな話題となっています。
それが2018年10月24日付けの読売新聞の記事のとある記述です。シャドーボックス作家のKanjuさんのツイートのスクリーンショットはネット上で大きな反響を巻き起こしました。この通りツイッタートレンドにもしっかり食い込んでいます。
こちらがその「解剖財界」と銘打った特集の第1弾、「経団連『異例の一種』」というの経団連会長と小泉進次郎議員のまさに異例の蜜月についての詳細な解説記事の当該部分です。
記事によると、日立製作所会長である中西宏明経団連会長が2018年5月に就任した際、始めて経団連会長執務室にPCを持ち込み、メールで役員やその部下らに対して進捗の確認などをおこなうようになったというのです。
読売新聞によると、これ以前には「財界総理」と呼ばれる経団連会長が執務室でPCを操って仕事をしたことはありませんでした。以下が記事に掲載されたお歴々のリストとなります。
記事内ではメールを受け取った職員の「最初は本当に驚いた。これが中西さん流だ。主に紙でやり取りしてきた職員の働き方も変えようとしている」というコメントも掲載されており、今回の出来事が経団連にとってまさしく「IT革命」であることが分かります。
ツイッターでは「虚構新聞かと思った」「20年前の新聞記事かと思った」「異世界転生小説かと思った」などの感想に加え「労働者の声も届かないわけだ」「こんな人たちの働き方改革が時代遅れじゃないはずがない」「失われた30年の謎が解けた」など、多くの気付きがもたらされています。
さらには「架空請求詐欺に引っかかるのでは」「レイバンの宣伝を始めるのでは」といった心配もされており、IT革命が真に成就するのはもう少し先の話しになるのかも知れません。
技術評論社
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