「天皇陛下在位30年記念式典当日は、地方公共団体も学校・会社も国旗掲揚に協力してね」政府が要望を閣議決定



強制になるということではないことが望ましいと思われますが…?詳細は以下から。


政府は1月25日、「天皇陛下在位30年記念式典」を開催する2月24日当日に、祝意を表するために地方公共団体や学校、会社などで国旗を掲揚するよう「協力を要望する」ことを閣議決定しました。

これは皇位継承に向けて2018年10月12日に開催された「式典委員会」の初会合で山崎重孝・皇位継承式典事務局長によって示された案で、野上浩太郎官房副長官も「心のこもったお祝いの気持ちを表す観点から妥当」と賛意を示しています。

なお、今上天皇が国旗掲揚についてどう考えているのかを端的に知ることができるのが2004年10月28日に園遊会の席上でのエピソード。

東京都教育委員を務める棋士の米長邦雄氏が「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と述べた際にやはり、強制になるということではないことが望ましいと答えています。

「心のこもったお祝いの気持ちを表す」のであれば、各々が自主的に表すのが妥当なはず。国旗掲揚への協力の要望を閣議決定する事は果たして大御心に沿うのでしょうか?

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