毎年「あいちトリエンナーレ」を見に行っている異世界住人が多数観測されてしまう



それはそれでちょっと羨ましい並行世界ではありますが、こんなにたくさん異世界転生してくるとは何があったのでしょうか?詳細は以下から。


メディアアクティビストの津田大介氏が芸術監督を務める国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」。

その中の企画展「表現の不自由展・その後」には名古屋市長や大阪府知事、大阪市長、官房長官や与党政治家らが強く反発し、京アニ放火殺人事件を思わせるガソリンテロ予告まで発生。わずか3日間で中止に追い込まれてしまいました。

特に大きな反発を招いたのは韓国の元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」や昭和天皇の写真が燃えているかのような演出をされた作品など。前者ではBUZZAP!がこれまで「歴史戦」絡みで指摘してきた自称保守界隈の主張が主に繰り返され、後者に関しては「不敬罪」や「御真影」といった言葉が飛び交う事態となっていました。

この企画展は日本での「表現の不自由」の現状を明らかにしたという意味で大成功だったという評価もあり、日本国憲法の保証している表現の自由に対する政治家やアーティストらの意識が可視化され、ある種のリトマス試験紙的な役割を果たしたとの指摘もあります。

同企画展への評価はさておきますが、ネット上では本件に絡み、毎年「あいちトリエンナーレ」を見に行っていたという異世界の住人が大勢発見されました。






















なおトリエンナーレはイタリア語で「3年に一度」を意味し、3年に一度開かれる国際美術展覧会を指す言葉。公式サイトでも以下のように明記されています。

あいちトリエンナーレは、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭です。

開催・企画概要 _ あいちトリエンナーレ2019より引用)


つまり「毎年トリエンナーレに行く」は「毎年オリンピックを見てる」のような語義矛盾ということになりますが、彼らはどんな世界線からやってきたのでしょうか。

なおこの世界線の人々のツイートを見ると、全体的に今回のあいちトリエンナーレを残念がってもう見に行かないとする論調が目立っています。

【16:00追記】
なんと維新の会の愛知県政策委員で名古屋市議候補にもなった梅岡ゆかさんも異世界転生者だったようです。


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