ブラジルが全世界からの観光客受け入れを再開、なお新型コロナ感染者数・死亡者数はともに世界2位



スウェーデンを超えるノーガード戦法を続けるブラジルが世界各国に先駆け、観光客の受け入れを再開です。


ブラジルが現地時間7月29日、3月から禁止としてきた海外からの観光客受け入れに踏み切り、国際空港を再開しました。

ボルソナロ政権は宣言を発表し「渡航期間中に健康保険を掛けていれば、すべての国から観光客はブラジルに渡航できる」と説明しています。ただし、観光客受け入れを再開する理論的根拠などは示していません。

実際には、ブラジルは新型コロナ感染者数は250万人を超えアメリカ合衆国に次いで世界2位。死亡者数も9万人越えで同じく世界2位です。


ブラジルのボルソナロ大統領は新型コロナを「ただの風邪」と軽視し、スウェーデン以上のノーガード戦法を続けてきました。7月に入って自身も陽性と診断されたものの、症状が軽く隔離が退屈だとして支持者らと濃厚接触するなど、新型コロナを侮る姿勢は崩していません。

なお、ブラジルの医療従事者による労組連合は7月27日、ボルソナロ大統領が新型コロナ対策で「犯罪的な怠慢」を犯したとして国際刑事裁判所(ICC)に捜査を要請していますが、こうした訴えをあざ笑うかのような国境開放となりました。


なお、そんな奔放なボルソナロ大統領のブラジル国内での人気は上々で、支持率は上昇傾向にあり、2022年の大統領選でも再選する可能性が高いとのこと。

この絶妙なタイミングで「Come To」してくれたブラジルが日本の「Go To Travelキャンペーン」の対象になることはあるのでしょうか。

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