小山田圭吾辞任、東京オリパラ開会式楽曲担当決定も「障がい者いじめ」告白記事で炎上



東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開会式の演出を担当していたコーネリアスの小山田圭吾さんが過去の「障がい者いじめ」を告白した音楽雑誌の記事での大炎上を受け、辞任する意向をしめしたことを日本テレビなどが報じています。


小山田圭吾さんは有名音楽雑誌「ロッキンオン・ジャパン」の1994年1月号に掲載されたインタビュー記事で自らが「いじめた方」だったことを認めた上で

「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを喰わしたりさ。ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ」


と告白。この記事が発掘されて全方位的に炎上していました。

またこの記事の後に「クイック・ジャパン」1995年8月号でも小山田さんのロングインタビューが掲載され、そこでも同様のいじめ体験が語られ、しかも対象が障がいを持っている生徒だったことを自ら明らかにしています。

小山田さんはコーネリアスの公式ツイッターに謝罪文を掲載しつつも辞任には触れず続投を示唆。


組織委の武藤事務総長も「十分謝罪し反省している。倫理観をもって仕事をしていく、と話している。このタイミングでもあるので、引き続き大会を支えていって、貢献してもらいたい」と擁護していました。

一方で加藤勝信官房長官は19日、「障害の有無に関わらず、いじめや虐待はあってはならない行為」として組織委に適切な対応を求めていました。

【追記】
小山田さんがコーネリアスの公式ツイッターに辞任の意向を示した旨を投稿しています。以下全文を記載します。

この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております。

関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました。

皆様よりいただきましたご指摘、ご意見を真摯に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたいと思っております。

この度は、誠に申し訳ございませんでした。


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