接種後の血栓症などの強い副反応から国内での使用が見合わせとなっていたアストラゼネカ製ワクチン。40歳以上に投与されることになりました。詳細は以下から。
厚生労働省が7月30日、アストラゼネカ製コロナスワクチンの接種対象を原則40歳以上とすることを決めました。
専門部会が了承し、「臨時接種」に位置付けて公費負担とすることも認めました。自治体接種などを想定して体制を整備するとのことです。
厚労省は同ワクチンを5月に特例承認していましたが、血小板の減少を伴う血栓症の副反応が海外で報告されていたことから使用を見送っていました。ヨーロッパでは10ヶ国以上が使用を停止しています。
また現在猛威を振るっているデルタ株に対する有効率は、ファイザー製の88%に対して67%と低めの数字となっています。
今回の接種も当面は安全性の調査のため限られた人を対象に接種を行うとしており、東京新聞によると自衛隊員に協力を要請する案まで出ている模様。
ハズレ扱いされているワクチンの実験台として接種を進める対象とされたいわゆる氷河期世代。また「人柱」にされるのかとの嘆きの声も出ています。
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