ヤフオク!で販売禁止目前の絶滅危惧種「カワシンジュガイ」、100万円で駆け込み出品



ヤフオク!のプラットフォーマーとしての姿勢が問われそうですが…。詳細は以下から。

環境省が販売目的の採取や譲り渡しを禁止する方針を発表した北海道などに生息する絶滅危惧種の貝「カワシンジュガイ」がヤフオク!で駆け込み高額出品されています。

(Photo by Wikipedia

カワシンジュガイは絶滅危惧種ながら取り引き自体は禁止されておらず、観賞用の淡水魚の産卵に適しているとしてネット売買がこの10年で急速に増加。

環境省が把握しているだけでも、2020年だけで10年前から4倍増の1万6000個が売られていました。

環境省はこれに対し、種の保存法の「特定第二種国内希少野生動植物種」に指定して販売目的での採取や譲渡を禁止する方針で、年内にも政令の改正案を閣議決定する予定でした。

そうした中、国内ネットオークション大手のヤフオク!ではカワシンジュガイ1万個が最後の駆け込みで100万円で出品魚拓)。これだけで昨年の取引の6割以上の数量となっています。


出品者は「今が購入の最後のチャンスです。春のタナゴ産卵用に購入を考えている方は今すぐの購入をお勧めいたします」としています。


また、このページの「お探しの商品からのおすすめ」欄には他にもカワシンジュガイの出品が複数見られます。


この状況はヤフオク!が、環境省が動かざるを得なくなるレベルの絶滅危惧種の取引をプラットフォーマーとして容認していることになります。

たとえ生物多様性が脅かされようと「法的に禁止前だからセーフ」というのがヤフオク!としての立場なのか、ヤフージャパンがCSRとして「生物多様性の保全に貢献」を謳っているだけに整合性が問われます。

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