台風21号の影響で関西国際空港が水没、連絡橋にタンカーが衝突



大阪の誇る国際空港の脆弱性が露呈した形です。詳細は以下から。


現在猛威を振るいながら関西地方を北上中の台風21号。近畿から東海に掛けて数十万戸が停電し、各地でマンションの屋根が飛ぶベランダが崩壊する窓ガラスが割れて部屋が水浸しになるトラックなどの車両が横転するといった報告が相次いでいます。

そんな中で、関西地方の海外からの玄関口であり、開港24周年の記念日を迎えた関西国際空港の滑走路が水没していることが報じられました。





さらに関空への連絡橋に空港に燃料を運ぶタンカー船が暴風に煽られて衝突しています。乗組員11人にけがはなかったとのことですが、衝突により連絡橋が損傷している様子も見て取れます。




これは東京でいえば成田国際空港が使用不能に陥ったという状況。伊勢湾台風と比較されるほどの巨大台風だったからこその被害ではありますが、大型台風が増加している現状を考えれば、この脆弱性は今後の関空のネックとなってゆく可能性もありそうです。

なお、15時に関空全体が閉鎖されましたが連絡橋が通行止めになったため、空港内にいる人たちは缶詰状態とのこと。再開がいつになるのかは不明ですが、訪日観光客らの帰国便がどうなるのか、それまでの滞在をどうサポートするかなど、課題は山積みです。

台風についてわかっていることいないこと
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