この試みは人類には早すぎた…いや、手遅れだったのかもしれません。詳細は以下から。
海洋汚染や石油資源の浪費という観点から、世界各国で利用が見直され始めている使い捨てプラスチック製品。
特にコンビニやスーパーでもらう1回限りしか使えないレジ袋には批判も多く、日本でもエコバッグを使用する人が年々増えてきています。
そんな中、カナダのバンクーバーのスーパーマーケット、「East West Market」のユニークな試みを先日BUZZAP!でも紹介しました。
それはレジ袋に持っているのも恥ずかしい文言がデザインされ、エコバッグを使わない利用客は買い物後にそれを持って家まで帰らなければならないというもの。
It’s hard to always remember a reusable bag. We redesigned our plastic bags to help you never forget again.
East West Marketさんの投稿 2019年6月6日木曜日
書かれている内容は「大腸ケア協同組合」「変態AV専門店」「いぼ用軟膏卸売り」といった強烈なもので、これを持って歩くのは完全な罰ゲーム。
これでレジ袋を削減させると共に、利用者に使い捨てプラスチック製品の使用についてもう一度考えてもらいたいとオーナーのDavid Kwenさんは考えていました。
しかし、試みは大失敗に終わりました。この事をネットニュースなどで知った利用客たちは、嬉々としてこれらのレジ袋を1枚5セント払ってコレクションし始めてしまったのです。
前記事に対しても「日本ならSNSでバズってレジ袋買い占められてメルカリで転売されるよね」といったコメントがありましたが、日本のみならずカナダでも似たような事態が発生したことになります。
極めてユニークなこの試みは人類には早すぎたのでしょうか?それとももう私たちは手遅れなのでしょうか?
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