フィリピンで大洪水、50人以上が死亡し首都マニラが機能マヒに


フィリピンの首都マニラで2009年の台風Ketsanaに寄る大洪水に次ぐ規模の洪水が発生し、死者が50人を超え、マニラの都市機能がマヒする事態となっています。


Flood in the Philippines - CNN iReport

Philippines floods Manila submerged leaving 9 dead and scores homeless Mail Online

8月7日、モンスーンの影響で1週間降り続いた雨により、マニラとその近郊の州では洪水や地すべりなどが発生し、これまでに51人が死亡し、数千人の住民が避難を余儀なくされています。政府は学校や公共サービスを停止し、民間企業や金融市場もストップしているとのこと。


洪水はフィリピンの首都マニラの半分を覆い、周囲の州にも広がっています。水深は地区によっては住居の屋根に達するほどとなり、交通網を麻痺させています。政府の福祉部門の発表によると、マニラと近郊の2万人以上が学校や体育館を利用した避難所に避難しているとのこと。


モンスーンの季節ということで、このまま洪水が続けば去年のタイの大洪水のような大きな影響を与える可能性もありそうです。

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