「anonymous対在特会本部」を名乗る謎のTwitterアカウントが在特会に宣戦布告

世界中で様々な活動を続け、先日は北朝鮮のサイトをハックして話題となったハッカー集団「anonymous」。BUZZAP!でも以前彼らの大麻解放運動などについて報じましたが、彼らの名前を冠したTwitterアカウントがこの度日本の在日朝鮮人の特権を許さない会（通称「在特会」）をレイシスト集団と名指しで批判、宣戦布告しました。

このアカウントは「anonymous対在特会本部」。今年の4月3日に始めてTweetしていますが、その中で在特会はKKKやカルト教団と同じだと断じています。

在特会はKKKやカルト教団と同じであり我々は世界中で協力してこの人種差別団体に対抗します
— anonymous対在特会本部さん (@not_zaitokukai) 2013年4月3日

また、同日のTweetで以下のように発言しており、在特会に対し差別を辞めなければ宣戦布告すると明確に宣言しています。

Please stop discrimination. We will declare war on you, when it continues more. We are Anonymous.Expect us
— anonymous対在特会本部さん (@not_zaitokukai) 2013年4月3日

在特会による反韓デモでは「よい韓国人も悪い韓国人も殺せ」「朝鮮人首吊レ毒飲メ飛ビ降リロ」などの罵詈雑言の書かれたプラカードが乱立し、「朝鮮人の女はレイプしてもいい」「朝鮮人をガス室に送れ」などのヘイトスピーチを繰り返しています。

この動きに対しては、デモ参加者を上回る市民によるカウンターデモが行われている他、有田芳生参院議員が反韓デモの不許可を東京都公安委員会に申請し、東京都知事選にも出馬した宇都宮健児氏を始めとする弁護士12名が東京弁護士会に人権救済を申し立てるなど、大きな問題となっています。

有田芳生参院議員ら、新大久保「反韓」デモの不許可を都公安委に要請 J-CASTニュース

 朝日新聞デジタル：新大久保の反韓デモ、救済申し立て　「身に危険の恐れ」 - 社会

このアカウントが本当にanonymousに関連しているかは現時点では不明。真相はどのような攻撃が在特会に対して行われるのかを見守るしかない状態です。