アノニマスが本日、大麻解放キャンペーン「Operation Cannabis 420」を開始すると予告



世界中で多彩な活動を繰り広げるハッカー集団アノニマス。大麻と関連の深い420という数字をもとに、彼らが本日4月20日に「Operation Cannabis 420」と名付けられた大麻解放キャンペーンを開始することが表明されています。アメリカ東海岸が4月20日になるのは日本時間の14時。いったいどのようなキャンペーンになるのでしょうか。

Operation Cannabis 420  The OFFICIAL Press Release  #TeamVendetta T34M V3ndeTT4

Facebookでのイベントページ。
Operation Cannabis 420

HPの記載によると

Dear Citizens of the World

For far too long cannabis has been oppressed by big corporations ,big pharma and governments when it could be benefiting all of mankind on many different levels. We have heard and we have watched your government lie and deceive you on all the dangers of cannabis. Show support by making your profile pictures green this April 20th on your social network profiles. OpCannabis phase 1, initiated. We are Anonymous…..Expect us.

世界の市民たちへ

大麻は全人類に様々なレベルで利益をもたらすのに、大企業や強力な製薬業界、政府らによって迫害されてきた。我々はあなたの国の政府が嘘をついて、大麻が危険なものであるとあなた達に吹きこむのを見てきたし、聞いてきた。

我々に賛同してくれる人は自身のSNSのプロフィール画像を大麻や大麻関連のものに変えて欲しい。それが「Operation Cannabis 420」の第一段階の始まりだ。

我々はアノニマス。期待してくれ。




(一部引用)

とのことで、世界に向けてSNSを通じたサポートを呼びかけています。同内容の動画は以下から。


アノニマスは大麻解禁キャンペーンに関する上記HP上でのステートメントの中で、大麻は「医療大麻」として既に使われているように、医薬品として優秀であり、プラスチックや燃料などの様々な製品の原料となることを人類に対する利益として挙げています。

そして、有用な大麻が禁止されたり使用が制限されているのは政府、大企業、製薬業界らのビジネスの妨げになるからだと主張。要するに「大麻で簡単に病気が治ってしまったら、医療に介在する巨額のビジネスが立ち行かなくなるため、彼らは大麻を解禁されたくないのだ」ということです。

加えて、アメリカ合衆国政府が年間110億ドルをドラッグ戦争につぎ込んでおり、その中で危険でない大麻を摘発し、暴力的でない違反者を投獄するという無駄を続けていることも非難しています。

なお、現在アメリカ合衆国では既にアラスカ、カリフォルニア、コロラド、ハワイ、メイン、メリーランド、ミシガン、モンタナ、ネバダ、ニューメキシコ、オレゴン、ロードアイランド、バーモント、ワシントンの14州で医療大麻の使用が認められており、医師の処方箋によって処方が可能となっています。

Legal Issues

日本からは一見奇異で唐突な活動のように見えるかもしれませんが、アメリカでの規制の実態や国民の意識も日本とは異なるため、大きなムーブメントへと発展する可能性もあります。

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