あまりにも身近に存在し、既にインフラの一部になったインターネット。なくなったら切実に困ると感じる人も多いでしょう。この度、ユーザーの6割以上がネットに依存しているという調査結果が示されました。以下、結果を示すインフォグラフィックスを見ていきます。
この調査を行ったのはSodaheadという世論調査サイト。2012年2月16日のサイト訪問者のうち、602人から得た回答を元にしています。
61%のユーザーが自分がネットに依存していると感じています。
世代別に見ると一番多いのは日本で言えば中高生の年代。73%が依存症だと回答。逆に一番少ないのは50代後半から60代前半。それでも4割弱の人が依存していると感じています。
少し意外なことに男女比では男性55%に対して女性が64%と1割近く高い数値に。
これは面白いところで、お酒を飲んだりタバコを吸う人は、それぞれ飲まない人、吸わない人よりもネットに依存していると感じる人の数が少なくなっています。タバコやお酒の中毒性に比べたらネット依存は取るに足らないということでしょうか?
アメリカのネット人口の推移です。2001年には人口の5割だったネット人口は2010年には8割に増えています。この6割が依存症だとすると、全アメリカ人の半分程度が依存症ということに。
一週間のうちネットをしている時間の平均。35時間ということは1日5時間オンラインということ。73%と一番依存率の高かった中高生の年代がオンラインでいる時間が22.3時間と最も短いのは興味深いところ。サイトでは勉強するのに忙しいからではないかと分析されています。
もちろん、調査の母集団が上記サイトの訪問者に限られていることや、600人程度という数が正確な数値を引き出せているか、議論の余地もあります。ですが、少なからぬ人々にとってインターネットは依存性のあるものと感じられているのが分かります。あなたは今すぐ躊躇なく、このブラウザを閉じることができますか?
Public Opinion Suggests Internet Addiction Is a Problem
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