坂本龍一の呼びかけで脱原発音楽フェス『NO NUKES 2012』が7月7、8日に幕張メッセで開催へ



坂本龍一の呼びかけで集まったアーティストたちによる脱原発を明確にテーマに掲げた音楽フェスが今年7月に千葉県の幕張メッセで開催されることが明らかになりました。


公式HP「NO NUKES 2012」によると

福島第一原発の事故から一年。
東京電力や野田首相の「事故収束」「冷温停止」といった発言とは裏腹に、
事故機は先の見えない状態が続き、本当の収束の目処は全く立っていません。
国の原発行政に対するスタンスは全く定まらず、
エネルギー行政へのヴィジョンも明確にならないままです。
避難住民の方の不安な状況は続いたままであり、
内部被ばく等、事故の影響はこれから拡大する恐れもあります。

この現状を踏まえ、日本における脱原発のメッセージを強く訴え、
二度と原発の事故という過ちをくり返さないよう、私達はNO NUKES 2012を開催します。

(一部抜粋)


とのことで、脱原発フェスとしての立ち位置を明確に示しています。

開催日は7月7日(土)と8日(日)の2日間。両日とも開場10:30、開演 12:00、終演21:00を予定。会場は千葉県千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場4・5ホール。現在発表されているのは以下に記載された9組のアーティスト。今後もフェスの趣旨に賛同したアーティストの出演が追加予定とのこと。

出演アーティスト:
ASIAN KUNG-FU GENERATION
アナログフィッシュ
Yellow Magic Orchestra
斉藤和義
ソウル・フラワー・ユニオン
難波章浩-AKIHIRO NAMBA-
HIFANA
元ちとせ
BRAHMAN


チケットの先行受付は3月30日(金)より開始。詳細は後日発表とのことで、発表があり次第当サイトでも情報を追記予定です。

また、このイベントの収益は全て「さようなら原発1000万人アクション」の中心団体、「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」に寄付されます。

開催日までに原発と、原発に関する行政や世論はどのようなものになっているでしょうか。今後賛同者や参加者が増えてゆけば大きなうねりのきっかけになるかもしれません。
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