【追記】アパルトヘイトと生涯をかけて戦ったネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領が94歳で死去との報道→存命との報道も


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反アパルトヘイト運動の象徴的存在であり、ノーベル平和賞受賞者、そして南アフリカ共和国大統領を務めたネルソン・マンデラ氏。危篤が報じられていましたが、昨夜生命維持装置が停止され、死去したとGuardian Express紙によって伝えられました。


Nelson Mandela Life Support Shut Down as Respected Humanitarian Dies Age 94 The Guardian Express

ネルソン・マンデラ氏は1918年生まれ。弁護士として活動すると共にアフリカ民族会議(ANCHORS)に入党し反アパルトヘイト運動に取り組みました。1961年にはウムコント・ウェ・シズウェ(民族の槍)という軍事組織を作り司令官になりましたが、その活動により1962年に逮捕され、27年に渡り収監されることとなります。

1990年に釈放され、当時のデクラーク南アフリカ共和国大統領と共に全人種代表の参加する民主南アフリカ会議を開催、それらの功績によりデクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞しました。

1994年に南アフリカ共和国史上初の全人種参加選挙が実施され、マンデラ氏は大統領に就任。1997年に引退するまでアパルトヘイト時代の人種間の対立や格差の是正に取り組みました。現在はユネスコ親善大使に就任しています。

2012年に肺の感染症のため、入院。4月には症状改善のため退院していましたが、6月に入ってから再び体調が悪化し、先日危篤が伝えられました。

【追記】
その後、ニューヨークタイムズ紙などにより、ネルソン・マンデラ氏が存命であるとの報道がなされています。ただし危篤状態であることには変わりがなく、予断を許さない状態だとのこと。この件に関しては様々な情報が錯綜しており、家族や政府による死亡隠蔽説などまで飛び出している状況です。これらの報道を受け、追記を行いタイトルを変更しました。

Mandela’s Condition Is Described as Stable - NYTimes.com

【さらに追記】
2013年12月5日、マンデラ氏の訃報が伝えられました。

【訃報】ネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領が95歳で死去 | Your News Online

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