「カイジ」の福本伸行が危険ドラッグの危険を描いた短編漫画が秀逸すぎると話題に



「カイジ」シリーズなどで社会の闇や人間の弱さを描写し、一躍有名となった漫画家福本伸行が「政府広報オンライン」に書き下ろした危険ドラッグについての短編漫画が話題になっています。


福本伸行は「賭博黙示録カイジ」を始めとした「カイジ」シリーズや「アカギ ~闇に降り立った天才」などのギャンブル漫画で緻密で緊張感に満ちた心理描写や社会の闇とそこに住まう人間模様などを強烈に描き出すことで絶大な人気を誇る漫画家。

今回、3月17日付けで内閣府大臣官房政府広報室運営の「政府広報オンライン」に危険ドラッグの危険性についての「合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?」と題された短編漫画を描き下ろしています。

あの「カイジ」の絵柄と危険ドラッグの危険を描くという内容のあまりに絶妙なマッチにネットを中心に大きな話題になっています。ざわ…ざわ…というおなじみの擬態語が絶妙のタイミングで使われているのも高ポイント。以下リンクから読むことが出来ます。

「短編マンガ」合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?:政府広報オンライン


危険ドラッグの危険性についてはBUZZAP!でも以前取り上げていますが、この漫画の内容としても「意識を失い救急搬送」「運転中に意識朦朧として交通事故」などの使用の結果引き起こされる状況や安易な販売方法だけに留まりません。

「合法といって、次々に新しい化合物が加えられ、本当に何が入っているか分からない」「麻薬や覚醒剤より毒性の強いモノが入っているケースもある!」「どんな有害薬物が入っているか分からないため、いつ何が起こるか誰にも分からない」という、合法ハーブの最も危険な理由が明確に描かれており秀逸です。

合法ハーブがマリファナよりも危険であると言われる理由とは? | Your News Online

規制が強くなってはいるものの、まだ簡単に手に入ってしまう危険ドラッグ。安直に手を出す前に、この危険なロシアンルーレット性についてはしっかり考える必要があるでしょう。



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