ASKA逮捕で「宮﨑駿監督作品集」から削除されることになった名作ショートムービー「On Your Mark」とは



大きな話題となっているASKA逮捕の余波として、宮﨑駿監督の初の作品集が発売延期となっています。問題になっている作品はどのようなものだったのでしょうか。


先日から巷を賑わしているCHAGE and ASKAのASKAの覚醒剤取締法による逮捕。ASKAのみならず、CHAGE and ASKA時代の作品も回収されるなど、大きな余波を巻き起こしていますが、その影響がスタジオジブリの宮﨑駿監督にも及んでいます。

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宮﨑駿監督が初の作品集として6月18日にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンから発売予定だったDVD&ブルーレイボックス「宮﨑駿監督作品集」。ここには宮崎監督の長編11作が収められますが、問題となったのは特典としてCHAGE and ASKAのPVとして作成された短編「On Your Mark」が収録予定だったこと。

今回の逮捕を受け、同作を削除した上で発売が7月2日まで延期とされました。また、同作が収録されているDVD「ジブリがいっぱい SPECIAL ショートショート」も5月20日時点で出荷停止とされています。

この「On Your Mark」、内容としては放射能が溢れて人間が地上に住めなくなった世界をCHAGE and ASKAの同名楽曲の音楽映画として描いた6分半余りのショートムービー。

本作自体は1995年に作成されましたが、東日本大震災と福島第一原発事故の後、あまりにも日本の現状と未来を暗示しているとして大きく拡散され、その後も定期的に話題になり続けています。

宮崎駿が描いた原発メルトダウン後の世界 - On Your Mark at memo

同時に、同作についてのインタビューも同時に光が当てられることとなり、宮崎監督の

『いわゆる世紀末の後の話。放射能があふれ、病気が蔓延した世界。実際、そういう時代が来るんじゃないかと、僕は思っていますが。そこで生きるとはどういうことかを考えながら、作りました』

『状況に全面降伏しないで、自分の希望、ここだけは誰にも触らせないぞというものを持っているとしたら、それを手放さなければならないのなら、誰の手にも届かないところに放してしまおうという。そういうことですよ』

『結局、いつもそこから始まるしかない。メチャメチャな時代にも、いいことや、ドキドキすることはちゃんとある。ナウシカの「我々は血を吐きながら、繰り返し繰り返し、その朝を越えて飛ぶ鳥だ」です』


といった言葉は時代を超え、震災後の日本をどのように生きるかについて大きな示唆を与えました。

ネット上では同作の削除に対し、作者の1人の逮捕に対する処置としてはあまりの過剰反応であると批判が上がっています。

ASKA逮捕で“宮崎駿監督集”発売延期へ 日テレNEWS24

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