「八紘一宇を名古屋の平和スローガンに」今度は次世代の党が提案



次世代の党愛知が先日大問題となった「八紘一宇」を名古屋の平和スローガンにと提案しています。詳細は以下から。


先日自民党の三原じゅん子議員が国会で大日本帝国が海外侵略を正当化するスローガンとして用いた「八紘一宇」をこれからの日本の取るべき道であると熱弁し、大きな批判を呼びました。

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三原じゅん子議員はその後も自身のブログで八紘一宇の精神を褒め称えるなど一向に撤回や謝罪の意思を見せていませんが、今度は「次世代の党愛知」がFacebookページで「八紘一宇を名古屋の平和スローガンにする提案」を投稿しています。



ここで次世代の党愛知は◯の中に漢数字の「八」が入った形の名古屋市旗のマークから

八紘一宇の、八の意味を中国や東南アジアなど他国も含んだもので考えると海外侵略のイメージが強まります。
しかし八を名古屋に置き換えてみたらいかがでしょうか。
名古屋という大きな一つの家をまとめていくのが、名古屋市の政治家の役割ではないでしょうか。



などと都合よく置き換えて強弁。さらに

『平成の名古屋の八紘一宇』は、名古屋市民が心を一つにして、右も左も地域政党も一致団結して名古屋市政をより良くしていくための新スローガンに用いることで「八紘一宇」という文字を復権させようではないでしょうか。
侵略政策のスローガンではなく、名古屋の平和のための新しいスローガンとして、八紘一宇を見直してみませんか。



として名古屋の平和のためのスローガンとして「八紘一宇」を見直すことを提案しています。

三原じゅん子議員の「八紘一宇」発言の時にも「八紘一宇の元の意味は海外侵略ではなかった」などと養護する意見もありましたが、その言葉が実際にどう使われてきたかという歴史的経緯を踏まえない態度は「バランスを欠いている」で済むものではありません。

ネット上ではオウム真理教やナチス・ドイツの使った言葉と比較した批判が相次いでいます。






こうした言葉が当たり前に使われるようになってしまえば、さらに「過激」な言葉が公の場に登場してくる可能性も考えられます。

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