「TSUTAYA図書館」を白紙撤回、住民投票で反対多数の愛知県小牧市で

Photo by Michael D Beckwith

愛知県小牧市の「TSUTAYA図書館」が白紙撤回されました。詳細は以下から。

10月4日にTSUTAYAの運営会社であるカルチュアル・コンビニエンス・クラブ（CCC）に運営委託する新図書館の建設に住民投票でNOを突き付けた愛知県小牧市。この結果を受けて小牧市は20日、契約を解消する方針を固めました。

山下史守朗市長は「住民投票で反対が上回ったので、いったん契約を解消し立ち止まることを決めた。今後、図書館がどのような運営方法になるかは分からない」としており、市民から意見を聞くなどして計画の検証をおこなう見通し。その結果によって再びCCCと契約を結ぶかを決めることとしています。

小牧市は昨年9月から今月末まで約210万円で図書館建設に関して計画の助言を受ける契約をCCCなどと結んでいましたが、契約解消に伴う支払金などは今後協議するとしています。

TSUTAYA図書館に関しては先行していた佐賀県武雄市の問題に続いて今月1日に始まった神奈川県海老名市でも書籍の分類がいい加減であることやタイの性風俗店の案内を含む書籍が購入されていたことなどが早くも問題となっており、CCCとの提携への懸念はより大きなものとなっていました。

「TSUTAYA」図書館契約解消し検証へ愛知 NHKニュース

 「ツタヤ図書館」計画白紙に愛知・小牧、市民と再協議：朝日新聞デジタル

 小牧市のツタヤ図書館「白紙」…住民投票を受け社会読売新聞（YOMIURI ONLINE）

（Photo by Michael D Beckwith）

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