関電の高浜原発3号機が29日にも再稼働、プルサーマル発電では初

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プルサーマル発電では新規制基準導入後初めての再稼働となります。詳細は以下から。

関西電力は25日、福井県の高浜原子力発電所3号機を1月29日にも再稼働させる計画を固め、原子力規制委員会に報告しました。

2013年9月から2年間に渡って「原発ゼロ」状態は2015年8月の九州電力の川内原発1号機、続く10月の同2号機の再稼働によって解消。今回の高浜原発が再稼働すれば2ヶ所目で3基目の再稼働となります。

なお、高浜原発3号器では使用済核燃料を再処理し、取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を使用するプルサーマル発電を実施。このプルサーマル発電を行う原発の再稼働は新規性基準導入後では初。

高浜原発は2015年2月に原子力規制委員会の安全審査に合格したものの、住民らの再稼働差し止め申し立てを受けて4月に福井地裁が運転差し止めの仮処分を出して計画がストップしていました。しかし、この仮処分に対して関西電力の異議申し立てを受けて福井地裁が12月に仮処分決定を取り消し、再稼働が可能となっています。

住民らは2016年1月6日にこの仮処分を取消した地裁の決定を不服として高裁金沢支部に抗告しています。

関電高浜原発、29日にも再稼働川内に続き2カ所目：日本経済新聞

 プルサーマル発電の高浜原発再稼働へ廃炉への課題残す危険な船出 nikkei BPnet 〈日経BPネット〉：日経BP

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