ファシズムの風景、ヒトラーの私設カメラマンが撮影したナチス時代のカラー写真



ナチス統治下のドイツで何が起こっていたのか。そしてどのような世相だったのか。カラー写真で見た時、違ったものが見えてきます。


Hugo Jaegerはヒトラーお抱えの私設カメラマンのひとり。ベルリンオリンピックの開かれた1936年から敗戦の1945年まで、ヒトラーと行動を共にしながら2000枚にも及ぶナチス時代のカラー写真を撮影しました。当時はカラー写真を撮影する写真家がまだ稀な時代でした。

演説をするヒトラー、大観衆とハーケンクロイツ、軍人たち、街の風景、戦車、敬礼するドイツ人たち、戦死者の棺、歴史上の出来事として白黒の写真や映像で見てきたあの光景がカラー写真の中で新たな感覚を伴って迫ってきます。





















































これ以外にも多くの写真が以下サイトから閲覧可能。ファシズムが社会を覆い、戦争が起こった時どんな風景が目の前に現れることになるのか、今一度じっくり噛みしめてみてはいかがでしょうか?

vintage everyday Rare WWII Color Photographs Taken by Hitler’s Personal Photographer

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