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関西電力の高浜原発再稼働の異議申し立てが却下されました。運転差し止めの長期化が確定しました。詳細は以下から。
今年の1月と2月にそれぞれ再稼働しながら、3月9日に滋賀県の住民による運転差し止めを求める仮処分申請を大津地裁が認めたことで、即時運転を停止となっていた関西電力の高浜原発3号機と4号機。
関西電力はこの決定に対して3月14日に保全異議申し立てと仮処分の執行停止の申し立てを行ったものの、6月17日に大津地裁は「決定を取り消す明らかな事情がない」として仮処分の執行停止の申し立てを却下していました。
そして、もうひとつ残されていた保全異議申し立ての審理(異議審)において、大津地裁は12日に再び関西電力の主張を退ける決定を行い、運転差し止めの仮処分の効果が今後も維持されることとなり、高浜原発3号機と4号機は今後も法的に再稼働できない状態が長期化することが確定しました。
高浜原発の運転禁止仮処分、関電の異議退ける 社会 中日新聞(CHUNICHI Web)
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南方新社 (2016-01-15)
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