家庭向け電力の乗り換えが急速に進んでいます。詳細は以下から。
東京ガスの発表によると、4月から始まった電力小売り全面自由化に伴い、首都圏で始めた家庭向け電力販売の契約申込件数が7月20日時点で40万1千件となり、2016年度目標であった40万件を4ヶ月足らずで突破しました。
電気とガスのセット割引が好調とのことで、電力販売をさらに伸ばすため目標の上方修正を検討しています。
東京ガス以外の「新電力」とされる新規参入の電力会社への乗り換えは6月30日時点で全国で126万件。6月時点では電気料金や会社の信頼性などから様子見をしている人が6割を超えているという調査も出ており、今後雪崩を打って乗り換えが進む可能性もあります。
電気は選択するものという認識が進んでゆけばさらなる競争が進み、より低価格で安定した電気が供給されることになりそうですが、既存の電力各社にとっては稼働できない原子力発電所がさらなる重荷となってきそうです。
東京ガス、電力契約40万件に 年度目標、早くも突破 - 共同通信 47NEWS
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