Photo by Bob Doran
混ぜるべきはコカではなく大麻との気付きがあったようです。詳細は以下から。
アメリカ合衆国で進展するレクリエーション目的の大麻の合法化は巨大な合法大麻産業を生み出しましたが、G7の一角たるカナダでの大麻全面合法化によってさらに大きな一歩を踏み出すことになりました。
世界で知らぬ人はいない清涼飲料水の世界最大手のコカ・コーラ社が、カナダで大麻を生産するオーロラ・カナビス社と大麻入り飲料の販売に関する議論を行っているとBloombergが報じています。
コカ・コーラ社は現在飛ぶ鳥を落とす勢いの大麻産業に興味を持ち、精神作用がなく医療大麻でてんかんや社交不安障害、鬱などに有効とされる大麻の有効成分CBDを含んだ「健康飲料」の販売を検討しているとのこと。
コカ・コーラ社のスポークスマンKent Landers氏はこの分野は急速に発展するとの見通しを示しましたが、現時点では何も決まっていないとしています。
現在アメリカ合衆国では連邦法での大麻非犯罪化の動きが巻き起こっており、今年初めの研究報告では全土で大麻が全面合法化されると、2025年までに14兆6000億円の税収と110万人の雇用をもたらすとされています。
こうした見通しの中で清涼飲料水の売り上げが低調なコカ・コーラ社がいち早く成長産業である大麻に目を向けるのは自然な流れとも言えそう。こうした世界的な企業が大麻産業と関わりを持つことは今後の大きな呼び水になる可能性もあります。
いつかエナジードリンクの隣にCBDドリンクが並び、気分や目的に応じて使い分けられるようになるのかもしれません。
(Photo by Bob Doran)
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