日経平均が暴落で20000円割れ、1010円45銭安に



日経平均があっさりと20000円の大台を割り込み1000円を超える急落となっています。詳細は以下から。


日経平均株価が12月21日に前日終値の20166円から今日の始値の時点で19785円と20000円の大台を割り込みました。そこから19400円台を割り込み、19500円を回復することもなく現在1000以上安い19100円台で取引されています。

この原因としてはNYダウが4営業日連続で大幅続落し、650ドル超も安くなっていたことがあげられます。これは米政府機関の一部閉鎖が継続し、年明けまで長期化する懸念があること、さらにはトランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の解任を議論しているとの報道に加え、トランプ大統領自身がツイッターで「米経済が抱える唯一の問題がFRBだ」と投稿したことも大きく影響しているとされています。

【12/25 15:05追記】
日経平均株価の終値が1010円45銭安の1万9155円74銭となったため追記。

また、あのニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が今年1月時点で今日の出来事を予言していたとして話題になっています。それは週刊現代の1月25日のインタビュー記事で、似鳥会長は以下のようにアメリカ経済の失速を原因として第3四半期頃に影響が出てくるとし、日経平均株価20000円割れを予言しています。

(前略)トランプが掲げた政策はうまくいかない。いまは法人税減税に沸いていますが、じつは別のところでは増税しているのだから、冷静に見ると経済効果はあまりない。

そうした政策への期待感がなくなるのが'18年中だと思います。当然、アメリカ経済が失速すれば、日本の株価、為替市場には影響が出てきます。

私の見立てでは、その失速がはっきりしてくるのは'18年の第3四半期(10~12月期)くらい。そこから第4四半期('19年1~3月期)にかけて、状況はだんだん悪くなっていく。

その動きに連動して、まず為替市場が円高に振れていく。'18年は1ドル=100円近くまでいく場面もあるかもしれませんが、年末に1ドル=105~108円前後というのが無難な予測ではないでしょうか。円高によって株価も低迷し、日経平均株価は2万円をきるのではないか。

ニトリ会長が2018年の日本経済を大予測!「今年はズバリ…」(週刊現代) _ マネー現代 _ 講談社より引用)



似鳥会長の読みと少し違うのは、円相場に大きな動きはみられないという部分。株価急落で「円安株安」の状況となりましたが、今後どのような展開を見せるのでしょうか。

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