「客が払い戻し求めなければ寄付扱いに」イベント中止の事業者支援に現金給付なし



やはり何があっても現金の支給だけはしない方針のようです。詳細は以下から。


◆1ヶ月続くイベント自粛要請
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月末から大規模イベントの自粛要請が行われ、不要不急の外出についても自粛を求められる状況が続いています。

これに伴い音楽や演劇、講演といった各種イベントは中止や延期を余儀なくされ、当然ながら予定通りに開催できなければ主催する事業者らは大きな負担を背負うことになっています。


こうした状況に、イベントの出演者や会場、事業者らからは補償を求める声が上がっていましたが、ようやく支援策が提示されました。ですが、やはりどうしても現金の給付はやりたくないようです。

◆支援策に現金給付はなし
共同通信NHKの報道によると、政府が支援策として調整しているのは、イベントのチケットの払い戻しを求めなかった購入者に、チケット代を寄付して所得から差し引くといった税制上の優遇措置です。

これによって事業者の払い戻しを抑え、手元に資金を残せるようにするということです。

ただしこれはあくまでチケットを買ったファンの好意に頼るもの。払い戻しが少なければ手元に一定の資金を残せるかもしれませんが、その額面はファンの「お気持ち」頼みとなり極めて不安定です。


東京を筆頭に感染拡大防止のための外出自粛要請も出されており、すでに仕事に影響の出ている人も大勢いるのが現状。生活が見通せない状況ではイベントを応援していても払い戻しを求めざるを得ないケースも出てきます。

「払い戻ししなければ寄付扱い」という措置自体はサブの支援策としてはよさそうですが、これ一本でイベント中止への支援とするにはあまりにも不安定。やはり中止で生じた損失の現金給付による補填が必要となりそうです。

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