祇園祭の宵山も山鉾巡行も無くなった夏の京都。こちらも中止が懸念されていた下賀茂神社の「みたらし祭」、開催を公式が告知しました。詳細は以下から。
京都の夏の風物詩といえばなんといっても日本三大祭の筆頭に選ばれる祇園祭。7月をまるまる1ヶ月間使って行われる祭ですが、今年は新型コロナの影響で祭の見せ場である山鉾巡行と、その前3夜にわたって行われる宵山が中止となりました。
そんな中でこちらも中止になるのではないかと京都人が心配していたのが世界遺産でもある下鴨神社で行われる「みたらし祭」でした。
そうした中で7月3日、下鴨神社の公式ツイッターアカウントがみたらし祭の開催を正式に告知しました。今年は7月23日~8月2日の日程で、9時~21時の時間帯に開催されるとのこと。
みたらし祭
— 下鴨神社 (@kamomioyajinja) July 3, 2020
令和2年7月23日(木)〜8月2日(日)
午前9時〜午後9時
新型コロナウイルス感染症拡大防止に鑑み、御参拝の皆様の安全を考慮した内容にて斎行を予定しております。
本年はロウソクご献灯の際、御手洗池へ足をつける、つけないをお選びいただけます。#下鴨神社 #賀茂御祖神社 #みたらし祭 pic.twitter.com/aomhSaWjwL
この祭の大きな特徴は下鴨神社境内の御手洗池という湧き水の池に足を付ける「足つけ神事」の存在です。灼熱の京都の夏に、この冷たい湧き水に足を浸すのはえもいわれぬ心地よさのため、京都人には大きな人気を誇っています。
今回は新型コロナ対策として、御手洗池に足を付けないオプションが導入されるとのことで、希望者は例年通り足をつけることができるという極めて嬉しいことになっています。
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