時速120キロで高速道路を走行可能に、8月から一部区間でスタート



これまでよりも2割増しのスピードで爆走できるようになります。詳細は以下から。


◆高速道路で時速120キロが解禁へ
警察庁が7月22日、高速道路の最高速度を時速100キロと定めている基準を8月に改正することを発表しました。東北道など2ヶ所での試行の後、新たに定める条件を満たす道路で解禁となります。

基準で定める条件は「120キロで安全に走れる設計の道路」「実際の走行車両の速度(実勢速度)が100キロ以上」「死傷事故率が高くない」「最高速度80キロの大型貨物や渋滞が少ないなど安全上の支障がない」といったもの。

◆気になる対象道路は?
試行中の東北道の花巻南IC~盛岡南ICは基準が改正されて間もなく正式運用となります。

加えて、現時点では東北道の浦和IC~佐野スマートIC、常磐道の柏IC~水戸IC、東関東道の千葉北IC~成田JCT、新東名の御殿場JCT~浜松いなさJCTが対象になる可能性が高く、片側3車線の道路を優先して検討するとしています。

新東名は早ければ今年度中に、ほかは数年内に運用開始となる見通しとのこと。片側2車線の道路はこれらでの運用後に検討するとのことです。

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