1日仕事になる運転免許の更新。ゴールド免許の人にはありがたいけれどちょっと惜しい改革が発表されました。とりあえずの第一歩とは呼べそうです。詳細は以下から。
警視庁は9月29日、運転免許証更新時の「優良運転者講習」をオンライン化して自宅のパソコンやスマートフォンで受講できる仕組みを取り入れる方針を固めました。
この仕組みは2021年秋以降にまず一部の都道府県警で試験導入し、その後全国で運用を始める予定です。
優良運転者講習は過去5年間に無事故、無違反などのいわゆるゴールド免許のドライバーが対象。更新時に30分間、最新の交通事情などの講義を受けていましたが、これがオンラインで受講可能となります。
2019年には年は907万9538人が受講しており、オンライン化で免許センターや警察署窓口の混雑緩和が期待されるとのこと。
ただし、免許更新時には講習以外にも視力検査や書類記入、写真撮影などの作業があり、これらは現地に行かなければできません。更新のすべてがオンライン化されれば極めて画期的でしたが、そこまでの道のりはまだまだ遠そうです。
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