「コロナはまがりなりにも収束」麻生財務相が認識示す



どうやら日本の新型コロナは収束していたようです。詳細は以下から。


麻生太郎副総理兼財務相が9月7日の閣議後の記者会見で、菅義偉首相が自民党総裁選に不出馬を表明したことに関して「(新型)コロナ(ウイルス感染拡大)はまがりなりにも収束し、まっとうしたという思いがあったのだと思う。尊重すべき判断だ」と認識を表明しました。

麻生氏は、9月6日の東京都の新規感染者数が約1ヶ月半ぶりに1000人を下回ったことに触れ、「コロナはまがりなりにも収束して国際社会の中の評価は極めて高いと思いますので、そういった意味では『まっとうした』という思いが(菅首相に)あったことは確かだ。私はそこの部分が(不出馬表明の理由として)一番大きかったんじゃないのかなと思っている」としています。

とはいえ、その東京都ですら感染状況を示す5つの指標は9月5日時点でもほぼステージ4の段階にあり、緊急事態宣言を解除することもできない状態です。


コロナが少し落ち着いた段階でのGoToキャンペーンで感染が再拡大した昨年秋の状況を考えると、この段階で気を緩めると再び自分の首を絞める結果にもなりそうですが…。


なお、経団連もワクチン接種した人への入国時の隔離を免除するよう提言しており、日本人向けのGoToに加えて来日観光客を呼び込む動きも活発化しそうです。

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