「三角関数よりも金融経済を学ぶべき」の維新・藤巻健太議員、みずほ銀行出身に「納得!」の声多数



あの銀行が致命的なシステム障害を連発した理由がよく分かります。


維新議員「三角関数よりも金融経済を学ぶべき」で当然炎上


維新の会所属の藤巻健太衆議院議員は5月17日の衆議院財務金融委員会で質問に立ったことをツイート。

『三角関数よりも金融経済を学ぶべきではないか』金融教育をテーマに、財務金融委員会で議論させて頂きました」と述べています。



実際の質問の様子はこちらから。


当然ながら、金融経済を学ぶ際に三角関数は当たり前のように必要になってきます。

この発言は、三角関数が建築や測量、各種ITをはじめとした多くの学問の根幹に横たわる基礎であることを完全に無視したもので、Twitterでは「三角関数」がトレンド入りし、大炎上となっています。






「安全運転の方法を知るのは大切だが車の構造は知らなくていい」とエスカレート

藤巻議員は自身の発言の誤りを認めることなく、次々と言い訳ツイートを連発。ついに三角関数の代わりに学ぶべきとされた金融経済が「いわゆる金融リテラシー」だったと言い出してしまいました。



なお、金融庁はすでに若者向けの「基礎から学べる金融ガイド」というガチなガイドを作成しており、藤巻議員の言う金融リテラシーを学ぶために大切な三角関数を削る必要はありません。


藤巻議員はついには「車の安全な運転の仕方を知ることは大事だが、車の構造は知らなくていい」とまで言い出します。

ですが自動車免許を持っている人であればご存じのとおり、車の構造は学科教習の中で習うもの。無知の上塗り状態になっています。



ここまで見てくると、藤巻議員の想定する「教育」は物事を理解するのではなく、「とりあえず使えれば良い」程度のものだと分かります。

ごく一部の専門家以外は物事を理解せず、表面の使い方しか知らない社会、それが藤巻議員の理想であるといえそうです。

維新の会の発想や政策そのまんまとの指摘


またこうした発想の、維新の会の政策との親和度の高さを指摘する声も。







実はみずほ銀行出身でした


この藤巻議員、公式サイトのプロフィールを見ると

平成20年 慶應義塾大学 経済学部卒業
同年   みずほ銀行 銀座中央支店入行
平成23年 みずほコーポレート銀行 本店 国際為替部入行


藤巻けんた 公式Webサイト 日本維新の会より引用)


と明記されています。

致命的なシステム障害を繰り返し発生させ、利用者を立ち往生させた経緯は利用者以外でも覚えているはず。

金融庁から「言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない」などと業務改善命令の中で全力で怒られる失態を晒し、2トップが辞任し、会長も退任する事態となりました。

みずほ銀行出身の藤巻議員が「三角関数よりも金融経済を学ぶべき」と主張したことは、古巣の体質と繰り返されたシステム障害の理由をこの上なく雄弁に物語ったといえるのかもしれません。
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