入国後に連絡の取れない悪質な人の氏名を公表するとしていましたが、厚労省の連絡ミスという事例が少なからず出てきそうな状況です。
下手をすると大きなとばっちりを受ける人が出てくる可能性もありそうですが…。詳細は以下から。
厚労省がインドなどからの帰国者と隔離期間中に連絡が取れないケースが相次いでいるとのこと。しかも原因は帰国者の申告外の通信アプリで連絡を取ろうとしたためでした。
厚生労働省は到着翌日から6日間は隔離施設にとどまり、その後8日間自主隔離生活を求めており、その際の所在地や健康状態の申告に加えて、スマホの通信アプリでビデオ通話に応じるよう要請しています。
ですが帰国時に空港で通信アプリの連絡先を登録し、指示どおり報告していたのに連絡が取れないとして「氏名を公表する」と警告されたケースも複数報告されることに。
時事通信は入国者健康確認センターの担当者の話として「通信アプリ『ワッツアップ』の連絡先を登録していた人に、別のアプリで連絡を試み、連絡が取れないのでメールを送った」との話を掲載しています。
これまでも自粛警察やマスク警察が横行した日本で、「連絡の取れない悪質な帰国者」として指名が公表されればどうなるかは火を見るよりも明らかです。
厚労省の単純なアプリ間違いで冤罪被害を受ける人がいないことを願うばかりですが…。
・関連記事
「素焼きのチャイカップ」インド鉄道が復活へ、脱プラスチック政策の一環として | Your News Online
大阪「人工呼吸器も薬も看護師も足りない」→政府「インドに人工呼吸器300台供与する」 | Your News Online
「『牛糞のチップ』でスマホの放射線を防げる」インド政府が主張し製品化、海外展開も視野 | Your News Online