Photo by Michael Allen Smith
10月6日に報道された自民党の野田毅税調会長の「元」私設秘書の覚醒剤使用容疑での逮捕。その経緯が恐ろしい闇であると話題になっています。
問題となっているのは自民党の野田毅税調会長の「元」私設秘書の藤木寿人容疑者。藤木容疑者は覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで10月1日に熊本県警に逮捕されたことが10月6日に報道されました。
ほぼすべての報道で「元秘書」とされているのですが、実はこの藤木容疑者、秘書を退職したのは逮捕の前日の9月30日で、両親と一緒に事務所を訪れ、私設秘書を依願退職したということ。退職理由として二子石信介秘書長は熊本市の事務所で「一身上の都合を理由に9月30日付で退職願を受け取った」と回答しています。
つまり、覚醒剤で逮捕される前日に秘書を依願退職したために藤木容疑者は「野田毅議員の秘書」ではなく「野田毅議員の『元』秘書」になったというわけです。ネットを始めこのあまりのタイミングの不自然さに関係性を疑う声が続出していますが野田事務所は「退職理由と今回の事件は関係ない」とコメントしています。
ポイントとなるのは熊本県警が任意の尿検査を行なって陽性反応が出たタイミングですが、この時期についてはいずれの報道でも明確になっていません。
藤木容疑者の逮捕に関しては、読売新聞の報道によると覚醒剤の密輸グループの捜査過程で、譲渡先として藤木容疑者が浮上したため、顧客の疑いで尿検査を行ったとされています。また、朝日新聞によれば藤木容疑者の両親は野田毅議員の後援会の幹部であり、藤木容疑者は10年ほど前から地元で私設秘書をしていたが、居場所が分からなくなったり、連絡が取れなくなったりすることが多くなったため9月30日に依願退職したと報じています。
藤木容疑者は容疑を否認していますが、警察は藤木容疑者が覚醒剤を常習的に使っていたとして追求する方針。今後藤木容疑者が野田毅議員の「元」秘書以前の野田毅議員の秘書であった時代から覚醒剤を使用していたことが明るみに出る可能性も少なくは無さそうです。
(Photo by Michael Allen Smith)
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