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7月10日に投票に行くつもりの方は早めの時間帯が無難なようです。詳細は以下から。
総務省が6月30日に発表したところによると、7月10日に投開票の行われる参議院選挙において、全国の投票所の1/3を超える34.6%が投票終了時刻を公職選挙法の定める20時から繰り上げると発表しました。
今回の参院選での投票終了時刻の繰り上げは全国47905カ所のうち、大阪府、千葉県、神奈川県を除く44都道府県の16594カ所にも及び、その一部では開始時刻も繰り上げられてしまいます。
公職選挙法では投開票日の投票時間は7時~20時と規定していますが、「投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合」などに限り、自治体の判断で変更が認められています。期日前投票を設けた2003年12月の改正公選法の施行以降、投票終了時刻の繰り上げは増加し、3割台に上るようになっています。
これを問題視した総務省は今年4月に参院選に向け「(繰り上げは)特別の事情のある場合に限られている」と念押しする通知を出しましたが、ほぼ効果はなかったことになります。
先の衆院選でも18時以降に投票所に赴いたところ閉まっていて投票できなかったとの報告がネット上にも上がりましたが、今回も同様の混乱が起こる可能性は少なくありません。日曜日の早い時間に投票できない人は、念のために期日前投票を行った方が良さそうです。
東京新聞 参院選 投票所34.6%「早じまい」 総務省通知の効果なく 政治(TOKYO Web)
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