Amazonの当日配送サービスから撤退が話題になっていたヤマト運輸。深刻な人手不足に伴って27年ぶりの基本運賃の値上げを行ったことも報じられましたが、今回はAmazon向けの割安送料の値上げが決まりました。
ヤマト運輸とAmazonは運賃交渉の結果、値上げに大筋合意。ヤマトのAmazon向けの運賃は全体平均の半分の280円前後とされていましたが、400円台へと4割超の値上げで最終調整を行っています。
ヤマト運輸はこれらの値上げで得た原資をう従業員の負担軽減のための宅配ロッカーの設置拡大などの投資に回すとのこと。また、同時に値上げを通じて全体で取り扱う荷物数を減らす「送料抑制」も当面継続する方針です。
今回の4割超のAmazon向け送料値上げ、最終的に消費者の全額負担となるのか、Amazon側が幾分かを負担するのかは現時点では不明。Amazonプライムの会費価格にも影響してくるのか、今後のAmazonの方針も注目されます。
ヤマト、アマゾン向け値上げ合意 4割超で:日本経済新聞
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