【大阪北部地震】JR京都駅では国内外の観光客らが立ち往生、座り込む人々も



JR、私鉄各線の運転見合わせで観光客らに大きな影響が出ています。


6月18日朝に発生した大阪北部を震源としたマグニチュード6.1の地震。大阪北部地震と命名されましたが、この影響は京都でも南部を中心に広がっています。

京都でも近鉄線、京都市営地下鉄、京阪大津線を除き、JR私鉄各線が運転を見合わせている(17:00に京阪本線が運転再開)状況が続いており、通勤客や観光客らが多く利用するJR京都駅にも混乱が広がっていました。

BUZZAP!取材班がJR京都駅を訪れたのは15時前後の事。この時点で既に通勤客を中心とした京都市民の姿は少なく、国内外からの観光客らが改札前で立ち往生していました。全ての電光掲示板が調整中となっています。


新幹線は運転再開の情報があったものの、この時点ではダイヤは大幅に乱れており、いつ乗れるかは分からない状態。駅員が繰り返し運転見合わせのアナウンスを行っていました。


緑の窓口には長蛇の列ができていました。


西口に向かうエスカレーターの上から見るとこの通りです。



JR烏丸口の高速バスのチケット売り場にも長い列。さっとその判断ができる日本人観光客はまだしも、初めて京都を訪れた外国人からしたら大地震の後の交通機関の混乱はかなり心細かったのではないでしょうか。


こちらは時計台前の西口改札。やはり大勢の観光客らが立ち往生しています。


入場制限がされていて、いつ来ても人でごった返している西口の中がもぬけの殻に。京都に住んでいる身からはこの上なく異様な光景です。



スーツケースを持った、これから移動予定だったとみられる国内外からの観光客らが途方に暮れた表情であちこちに座り込んでいました。



交通網はもちろん物流にも大きな影響が出ているため、京都駅前の地下街Portaや伊勢丹などでもスタッフが出勤できなかったり商品が届かなかったりといった理由から臨時休業や開店時間遅延となっている店舗がありました。




京都市営地下鉄烏丸線の改札でも…。


現在少しずつ交通機関の回復が伝えられていますが、全線開通までの道のりはまだまだです。

また大きな余震によって現在ダメージを受けている線路や道路などがさらに大きく損壊する可能性も十分残っています。

不急の用事はひとまず置いて、交通機関の混乱を避けるようにする必要がありそうです。まだまだこれから1週間程度、十分な注意が必要です。


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