週刊新潮8月5日号「8割”狼”おじさんは怖がらせるのがお仕事」「今度は『8月に都の新規感染者5000人超』だって」→8月5日の都内新規感染者5042人に



週刊新潮が史上稀に見る完全敗北を喫しています。詳細は以下から。

週刊新潮の8月5日号(7月29日発売)の中吊り広告に踊る「今度は『8月に都の新規感染者5000人超』だって」「8割"狼"おじさんは怖がらせるのがお仕事」の文字。


これは人との接触を8割減らそうと呼びかけてきた「8割おじさん」として知られる京都大学の西浦博教授の感染拡大への警鐘に対するものです。

「今度は『8月に都の新規感染者5000人超』だって」という部分は西浦教授の出した感染拡大の試算に対するもの。「8割"狼"おじさん」はもちろん狼少年の童話が元で「ありもしない危険を大げさに煽っている」と非難していることになります。

西浦教授は7月29日のNHK総合「ニュース7」にもリモート出演し、この時点と同様の前週比1.4倍のペースで増え続けると、都の新規感染者が8月11日には5027人、26日には1万643人になるとうったえていました。

そしてこの新潮発売から1週間後の8月5日、西浦教授の試算を6日前倒して都の新規感染者は5042人に。初めて5000人を超え、2日連続での過去最多更新となりました。


新潮は優秀な専門家を「8割"狼"おじさん」と侮辱し、まっとうな試算に基づく妥当な警告を「怖がらせるのがお仕事」あざ笑ったことになります。実際の記事中では、中吊りほど声高ではないものの、警鐘に「あえて出口を見つけたくないのでしょうか」とする元厚労省技官の医師の言葉を引き、感染制御を重視する分科会らの姿勢を批判しています。

一方の西浦教授は8月3日、現代ビジネスに「西浦博教授が描く『私が最も恐れ、怯えているシナリオ』の“中身”」とする記事を掲載。この状況だからこそしっかりチェックしておいた方がよさそうです。

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