メタバース、7300万円で「ヨット」落札される



Facebookが大々的に参入を宣言したメタバース、いつかのセカンドライフを思い出させる事態になっています。詳細は以下から。


今話題のメタバースとNFT(非代替性トークン)を開発するRepublic Realm社によると、メタバース内でキャラクターを操作して遊べるゲーム「The Sandbox」内で使える「The Metaflower Super Mega Yacht」と呼ばれるNFTのヨットが約7300万で落札されたそうです。



NFTはデジタル上で自分だけのもの(データ)を所有できる技術。落札者は今回の落札で「The Metaflower Super Mega Yacht」が独占的に自分のものであることが保証されることになります。

なお落札した7300万円は、実際には仮想通貨149ETH(イーサリウム)で支払われたとのこと。


このヨットは4階建てで、ラウンジフロアやバスタブ、ダンスホールにDJブース、そして2つのヘリパッドを備えた豪華客船とも呼べそうなもの。なおヘリコプターは別売りです。


このヨットはRepublic Realm社の「The Fantasy Collection」のひとつで、他にもジェットスキーやスピードボート、ビーチクラブ付きの無人島などがラインナップされています。


乗れもしないヨットに数千万円をつぎ込む。冗談のような話ですが、実は今回だけに限った話ではありません。

メタバース内での施設や土地などの高額売買は現在白熱しており、Republic Realm社は11月30日にもThe Sandbox内の土地を約4億8800万円で取得したことを発表しています。

中年層以上はかつての「セカンドライフ」の騒動を思い出すかもしれませんが、はたして今回はどういった結末を迎えるのでしょうか。

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