Facebookが大々的に参入を宣言したメタバース、いつかのセカンドライフを思い出させる事態になっています。詳細は以下から。
今話題のメタバースとNFT(非代替性トークン)を開発するRepublic Realm社によると、メタバース内でキャラクターを操作して遊べるゲーム「The Sandbox」内で使える「The Metaflower Super Mega Yacht」と呼ばれるNFTのヨットが約7300万で落札されたそうです。
Congrats to the new owner of The Metaflower NFT Super Mega Yacht on making metaverse NFT history. This auction marks the highest price paid for a @TheSandboxGame NFT asset at 149 ETH ($650,000), and an exciting time for every member of the Fantasy Community. pic.twitter.com/Nl0278JbOT
— Republic Realm (@joinrepublic_re) November 24, 2021
NFTはデジタル上で自分だけのもの(データ)を所有できる技術。落札者は今回の落札で「The Metaflower Super Mega Yacht」が独占的に自分のものであることが保証されることになります。
なお落札した7300万円は、実際には仮想通貨149ETH(イーサリウム)で支払われたとのこと。
このヨットは4階建てで、ラウンジフロアやバスタブ、ダンスホールにDJブース、そして2つのヘリパッドを備えた豪華客船とも呼べそうなもの。なおヘリコプターは別売りです。
このヨットはRepublic Realm社の「The Fantasy Collection」のひとつで、他にもジェットスキーやスピードボート、ビーチクラブ付きの無人島などがラインナップされています。
乗れもしないヨットに数千万円をつぎ込む。冗談のような話ですが、実は今回だけに限った話ではありません。
メタバース内での施設や土地などの高額売買は現在白熱しており、Republic Realm社は11月30日にもThe Sandbox内の土地を約4億8800万円で取得したことを発表しています。
中年層以上はかつての「セカンドライフ」の騒動を思い出すかもしれませんが、はたして今回はどういった結末を迎えるのでしょうか。
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