個人の「釣り」規制強化へ、漁獲量報告義務や漁獲枠制限も



コロナ禍で人気上昇中だった、趣味やレジャーとしての釣りが規制されることになりました。詳細は以下から。


政府が海岸や釣り船などで個人の行う釣りを規制強化する方針だと毎日新聞社が報じました。


規制対象となるのは個人が趣味やレジャーとして行う「遊漁」と呼ばれる釣り。釣り船やプレジャーボート、海岸などで釣りをする人に特定の魚種について漁獲量の報告を求めるとのこと。

加えて種の保存に支障があると懸念される場合には、漁獲枠新設も検討するとしています。


漁師に対する漁獲管理は2020年12月施行の改正漁業法で厳格化されていましたが、個人の遊漁に関しては事実上取り放題の形でした。政府は水産資源管理徹底のため、一定の規制が必要と判断。

これまでの遊漁への規制は、都道府県ごとに禁止区域や禁止期間、漁獲サイズなどの制限がもうけられてきました。

これらは主に稚魚の保護や漁師とのトラブル回避が主眼でしたが、今後は水産資源管理の観点からの規制が入ってくることになります。


楽しんで食料も手に入る釣りは趣味の王道のひとつでしたが、いろいろと面倒が増えることになりそうです。

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